月刊セセデ2007年 10月号掲載 - 神奈川・ 中北支部



同胞数●約4000人
学校●西東京朝鮮第二初級学校  
班●中央班、大野班、相模原班


地に足をつけ、 歴史と伝統を守る

 1世を敬う気持ちが強く、同胞社会の結束が固いここ中北地域。朝青員たちは毎日でも会うほど仲が良く、一人が声をかけると人の輪が自然と出来上がるという。
 一方で中北支部は、20期に骨太な活動を展開してきたことで知られている。総聯、朝青結成50周年の際には地域の1世同胞を慰労するため文化公演を開催。また支部単独で予定していた祖国訪問が日本政府の制裁措置により中止されると、近隣駅前で万景峰92号入港要請活動を行なった。去る5月には相模野で朝鮮人強制連行遺跡探訪、6月には日本の青年とともに『朝・日ドリームサミット』を開催した。
 多くの実践活動を通じて新たな知識と経験を獲得し、同胞と良心的日本市民の叱咤激励を受けた朝青員たち。その過程で自分たちの存在について思索を深め、朝青活動の意義を実感した。宋明庸副委員長は「支部は飲みサークルじゃない。きちんと活動目的を見出さなければ。21期も色を変えず、地に足をつけて活動します」と話す。
 ナンパな支部は目指さない。同胞社会の歴史と伝統を守り、目指すは『最優秀支部』だ!



「万景峰92号」入港要請活動
 昨年8月、日本政府の共和国制裁措置により万景峰92号の入港が禁止された。これにより支部単独での祖国訪問を予定していたメンバーのモチベーションは急落。だが討論や学習を重ねた結果、今すべきことをしようと入港要請活動に立ち上がった。朝青員たちは支部近隣の駅頭で祖国訪問は基本的人権であること、入港禁止は不当弾圧であることを日本市民たちに訴えた。活動中は心無い言葉を浴びることもあったが、良心的な日本市民からの激励も少なくなかった。中北支部は祖国訪問実現まで、活動を続けるという。



「朝・日ドリームサミット」  〜在日スピリットの継承者たち〜
 6月10日、西東京朝鮮第二初級学校で朝・日友好イベント『朝・日ドリームサミット〜在日スピリットの継承者たち〜』を開催した。イベントは困難な情勢の中、朝・日友好を打ち出すことで同胞たちを勇気づけようと企画したもの。この日は映画『パッチギ!』の井筒和幸監督を招いてトークショーを開催した後、朝・日友好実現のため苦悩する朝青員を描いた演劇を上演した。またイベントに先駆け朝・日の青年4人が駅伝をし、当日アンカーが会場内でゴールイン。約300人の同胞と日本市民たちをおおいに沸かせた。



1世同胞のため の活動
 総聯、朝青結成50周年を迎え、朝青員は1、2世たちへの感謝と今後の決意を表明しようと、文化公演『ウリモード〜走り出す朝青列車』を企画した。当日は1世同胞を招待し、収益金の一部を西東京第二初級学校に寄付。朝青の面目を果たし、結束力を強めた。



歴史学習
 去る5月、朝鮮人強制連行史跡地である、厚木海軍芹沢地下壕を約15名の朝青員が訪れた。地下壕では強制連行を体験された1世同胞に、当時の体験談を解説していただいた。この日朝青員たちは亡国の民ゆえに辛酸をなめた同胞たちの思いを忘れず、今に伝えることを決意した。





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