![]() 【朝青茨城県本部】 ![]() 民族性固守のために。学生会の再建と活性化 朝青では20期の重要課題の一つとして学生会の再建、会員数の拡大、内容の充実を目指し、積極的に学生会の活性化に取り組んできた。それは時代の流れとともに同胞たちの日本永住志向が主流となり、また日本政府による対在日朝鮮人弾圧が強まる中で、政治的・経済的理由から日本学校に子どもを通わせる親世代が急増する情勢を背景に、取り組まれたのである。現在、全国各地で学生会の再建・活性化が実現されている。
そんな中、昨年朝青千葉では丸2年ぶりに千葉学生会を再建させた。思えば19期、単独でサマースクールを行なう程活発だった千葉学生会は、担当イルクンがいなくなると同時に、実質上の活動が停止したのだった。2005年3月から千葉学生会を担当することとなった朝青千葉支部・尹広成指導員は、「担当となった当時は、本当にゼロからのスタートでした。まずは情報を集めようと、女性同盟のオモニやら朝青員に協力をしてもらい、名簿作りを始めました」と振り返る。8月のサマースクールに向け宣伝物を手に動員活動を続けたものの、大きな成果を得ることは出来なかったという。「日校生活動は日校生の手で行なわなければいけない」と痛感した尹広成指導員は、11月の朝大文化祭に向け再び動員を行なった。それは近年朝大文化祭に他地方の学生会のメンバーが集まってくることを知っての上だった。千葉の日校生も自分たちと同じ立場の学生会メンバーと触れ合えば、意識が変わるかもしれない…。そしてそれは現実のものとなる。当時の朝大文化祭に参加した秋龍善さん(2006年度千葉学生会会長)は、「その場で初めて『学生会』について知りました。他県のトンムたちから話を聞いて」と言う。朝青千葉では続けざまに同月、学生会のイベントを催した。「成田ゆめ牧場で自然と触れ合いに行こうよっ!」というテーマの下、朝大文化祭に参加した日校生が集まったのだった。イベントを通じて、日校生同士も徐々に交流が深まっていった。交流の中で「学生会」に対するイメージが沸いていき、レギュラーと呼べるような人材が育っていったのである。 朝青千葉では同年11月下旬、学生会の再建に向けて本格的に動き出す。日校生5人による「学生会再建準備委員会」を結成したのである。そして日校生一人ひとりに担当を与え、「自分が千葉日校生の中心メンバーである」という気持ちを養っていった。準備委員会では月2回の集まり、再建の為の下準備を行なっていった。「日校生のトンムや指導員に定期的に会い話し合うことで、自分自身のモチベーションがアップしていきました。自分たちで再建の為に何をすべきか、具体的に決めることも出来ました」と、秋龍善さんは振り返る。また、この準備委員会はイルクンにとっても大切な場だった。「どうすれば人が集まるか…。直接彼らに聞いてみました。同じ目線で。するとどんどん新しい意見も出てきました」と尹広成指導員は言う。日校生同士、そしてイルクンとの連帯が深まるにつれ具体的な目標を作っていった。彼らは「4月に再建」を目標に、動員活動を展開した。2006年3月には、東京学生会の文化公演を観覧し、より具体的な学生会のイメージを作り、士気を高めた。
そして4月、千葉学生会の再建モイムが行なわれた。7人の学生会メンバーが参加の下、秋龍善会長が「学生会はみんなが主役。全国一の学生会にしよう!」と決意表明を行なった。日校生の意見を汲み、千葉学生会を「ちばぴぃ」と呼ぶことも決まった。新たなスタートを切った千葉学生会は、情報誌「ちばぴぃ通信」の発刊、月2回の活動を定例化。特に6月に催されたイベント『ビストロちばぴぃ』では、日校生同士の交流を深めるだけでなく、大阪サマースクールの映像をビデオで流し、サマースクールに向け雰囲気を高めていった。8月のサマースクール、10月の歌劇団公演の観覧、2月のウィンタースクールと年間を通じて千葉学生会は積極的に活動した。
千葉学生会が再建され活性化出来た裏には、日校生自身の力と共に、周りの協力も大きかった。朝青千葉では、朝青員を積極的に学生会イベントに参加するように促している。それは学生会と朝青員の関わりが深ければ深いほど、学生会卒業後も彼らが朝青活動に参加しやすくなるため。つまり「学生会から朝青へ」という流れを作っているのである。そうすることで「学生会活動」の重要さを日校生、そして朝青員とイルクンがしっかりと認識出来る。今では朝青員が新たな日校生を紹介することもあるそうだ。 新学期を迎え、続々と人材が育っている千葉学生会。ウィンタースクールに参加した安成美さん(2007年度会長)は、「千葉学生会をもっと大きくしていきたい。活動を徹底し、後輩たちと頑張っていきます!」と意気込む。朝青千葉では今後、朝青支部の常任委員会に日校生担当部(仮)を作り、より積極的に朝青と学生会が連携を取り合うことを構想している。「学生会活動は民族性を守る運動の中で、最も重要な活動ではないでしょうか。近い将来の朝青を活性化出来るかどうかは、彼らにもかかっている訳ですから」(尹広成指導員)。 日校生、朝青員、そしてイルクンが一丸となる朝青千葉の学生会活動。今後の活躍に一層期待したい。 |













