![]() 朝青西東京・町田支部 参加側から実行側への転身。「一が十、十が百」の方法でネットワーク拡大 ![]() 町田支部には毎週火曜になると10名ほどの朝青員が集まってくる。中でも19〜23歳くらいの若い朝青員が多いのが特徴だ。 今では若い朝青員たちの拠り所となっている町田支部だが、20期当初、そこに朝青員の姿は見られなかった。 「20期が始まった時は先輩たちが引退し世代の入れ替わりが激しく、年齢的には中堅だけど、大学卒業後で朝青活動には初心者といったようなメンバーばかりで毎週の活動に出てくる子はほとんどいませんでした」と黄賢二非専任支部委員長(29)は当時を振り返る。 朝高時代に経験した夏季社会実践活動が楽しくて朝青に出始めたのは16期の事。先輩たちも可愛がってくれて支部へ行くのが楽しかったという黄賢二委員長は18期支部文化宣伝部長、19期支部副委員長、19期末から現在まで支部委員長を務める。決してすべてがスムーズだったわけではない。20期になってからは結婚し子どももいたので、家庭への負担もあり、委員長を続けるかを迷いもした。しかし、「前期の委員長たちの姿を見てきたから、それを受け継ぐのは当たり前の事。自分たちの代で朝青支部が無くならないよう、先輩たちのように自分たちも来期の基盤を作っていきたい」という決心に迷いはなかった。
意を決しての20期活動で力を入れたのは、支部を担う人材育成。常任委員会では、自分たちと共に火曜日に訪問活動する主力メンバーが増えない限り何も始まらないという話し合いの末、今期最初の1年は若い同胞青年たちに朝青支部の存在を知ってもらう年に、2年目は誘われてくる側から自主的活動への転身、3年目は来期を担う常任委員の育成を目指し活動する事を決めた。「会わなきゃ何も始まらない」と、町田支部では目標達成の有力な手段としてみんなが楽しめる大小のイベントを積極的に企画し、同胞青年たちに参加を呼びかけた。新年会、忘年会、GWの川遊び、夏の旅行、大晦日を一緒に過ごしたりと定例イベントはもちろんバレーサークルや同胞行事など、機会は実に月1ペースに。イベントを通じそれぞれの仲が深まると、参加者の中から「支部は普段、何をしているんですか」といった活動への関心が見られ始め、少しずつ訪問活動に顔を出す朝青員が増えてきたという。 地道な活動で築いた土台をさらに強化させたのが、昨年夏に行なわれた「町田支部同胞たちの夜会」である。通常は総聯支部主催のもと行なわれる全同胞的な行事だが、今回は朝青支部主催で開催。常任委員会では、誘われる側だった朝青員たちにも積極的に役割を与え、「参加」側でない「実行」側へ転身させることで全同胞を巻き込んだ大イベントを成功裏に収めた。 同時に達成感を共有した常任委員と多くの同胞青年たちは、同胞社会の未来を切り拓く朝青支部の活動を知りその大切さを、実践を通じて学んだ。中でも火曜日のメンバーは人数も活動意欲も増え、それぞれが朝青と疎遠になっていた友達を呼び、同胞青年のネットワーク拡大へつながった。 ![]() さらに今年5月、本部全体のボウリングモイムを町田支部が主催し大成功。 イベント企画に支部管下のみならず本部管下全支部への呼びかけと動員を成功させることが出来たのも、先の経験があったからだと言える。 20期から町田支部を影で支えてきた朝青本部許仁澤総務部副部長は、「20期開始当初に比べ支部に来たいという朝青員が増えました。今では、常任委員と一緒に訪問活動をする朝青員も増え、『何かやることありますか?』とすすんで支部に集まってきます。ここまで支部が活性化されたのは、何よりも一番大変な時に投げ出さず、前へ突き進もうとした黄賢二委員長の決心だと思います」と話す。 黄委員長の就任から3年、当初3人しかいなかった支部は変貌を遂げ、朝青員たちとともに来期へ向けて躍進しようとしている。 「育ててくれたトンポ、トンネ、学校…全てが好きだし、大事です。この先もここで根を下ろして生きていくんだから、セセデたちの力で同胞社会を守っていかなくちゃ。僕たちがやらなくて誰がやるんですか」(黄賢二委員長)。 その姿は、支部運営の秘訣は方法論も重要だが冷める事を知らない熱意がより大事だと語っているようだった。 |


意を決しての20期活動で力を入れたのは、支部を担う人材育成。常任委員会では、自分たちと共に火曜日に訪問活動する主力メンバーが増えない限り何も始まらないという話し合いの末、今期最初の1年は若い同胞青年たちに朝青支部の存在を知ってもらう年に、2年目は誘われてくる側から自主的活動への転身、3年目は来期を担う常任委員の育成を目指し活動する事を決めた。
