![]() 朝青京都府本部【青年学校】 支部と本部が一体となって青年学校事業を推し進める
青年学校は、日本の学校に通う同胞青年に朝鮮語と民族心を教え、同時に講師を務める朝青員たちが地域社会に貢献し成長していく、大切な朝青活動の一つである。全国の中でも、支部と本部が一体となって青年学校事業を積極的に推し進めているのが朝青京都だ。青年学校を通じて、支部に参加するようになった朝青員も多く、また受講している日校生には朝大編入希望者もいるという。朝青京都の青年学校は2005年2月、京都府より特定非営利活動(NPO)法人としての認証を受けた。それは同胞社会のみならず、日本・地域にも求められる青年学校を創造するため。深く安定した基盤を作るためには、同胞社会と地域の両面からの需要も重要だと考えたのだ。現在、京都府にある青年学校は10校。受講生は朝青員31人をはじめ同胞、日本人合わせて76人に上る。講師は28人。各支部で1校ずつ開校されている。 青年学校の舞台は支部。朝青京都・伏見支部の青年学校(伏見校)は、日校生、日校卒業生、日本人と、対象によってクラス分けされている。日校生たちは「ソンセンニム(講師)とコミュニケーションを取れるから楽しい!」と口を揃える。同クラスの講師・玄沙希さんも「とてもやりがいがあります。質問もどんどんしてくるし(笑)。私自身が成長出来る場でもあります。青年学校はウリマルを学ぶだけではなく、学生会活動にもつながっていくと思います」と話す。同じく伏見校講師・許元樹さんは「日本の人にとっては、僕の姿=在日朝鮮人の姿となります。直接的なイメージとしての朝鮮人に。だから力が入ります。今後彼らが30、40代になった時、日本社会を担うのですから」と強い責任感を滲ませる。 ![]() 講師たちは、月に一度京都本部で行なわれる「講師モイム」に参加する。そこは講師たちが意見交換をしたり、青年学校の方針や教授方法を学ぶ場となっている。互いに学び合い工夫し合う過程で、責任感と実力を育んでいる。また各地域の講師たちの意見や情報が一つに吸い上げられる事によって、つまり本部が現状を把握する事で、青年学校が統一性をもった活動になっていくのだ。 このように京都本部は、各支部が円滑に青年学校を運営できるよう、支部を支える役目を担っている。支部が講師の確保、受講生の動員(ダイレクトメールなどの宣伝活動)、そして実際に行なう場の準備などをする。そこにさらに本部が出来る事、例えば府全体に配布するチラシの作成、数々の経験を集めて作られた教材・資料の準備、「講師モイム」を開く事などなどを付け加える。京都本部では、基本的なことを一つひとつ着実に行なっているという。何か手段(例えば、とても素晴らしい教材を作るなど)一つを持って青年学校を運営・改善しようとするのではなく、宣伝活動(チラシや動員)、教授方法の研究、講師たちの連携強化などの基本を、丁寧に行なうことが何よりも重要なのだそうだ。講師や支部だけではクリア出来ない問題を、本部が積極的に解決しているのだ。 支部を舞台に朝青員たちが活躍する為には、支部だけでなく本部の役割が非常に重要になる。青年学校の場合もそれは同じ。青年学校に関わる講師、受講生たちも、しっかりとした基盤――工夫された教材・教授案、様々な年齢層からの支持、日本社会からの認証――があるからこそ、思いっきり教え学び、楽しむことが出来る。いくら青年学校の重要性を認識していても、教材や資料もなく、教授方法も研究されず、受講生もいなかったら、ましてや支部や講師に任せっきりの青年学校ではやっている本人たちが楽しめないはず。京都本部では朝青員たちが「自然に、自発的に」青年学校、そしてそれを通じて朝青活動の重要性を感じ、成長出来るような環境・舞台を意識的に作る。それは前述の講師たちの言葉からも伝わってくる。朝鮮学校の卒業生たちが民族の言葉を学び教える事によって改めて民族性を育み、そしてそれを同じ同胞青年に伝えていく。行なう本人たちはやりがいを感じ、受講生たちは青年学校を求める。青年学校を通じて朝青活動の重要性・必要性を、みんなで実感することも出来るのだ。 ![]()
京都本部では今後、青年学校を窓口に在日同胞青年を担う存在としての「朝青」をアピールしていくそうだ。青年学校をきっかけとして、多くの同胞青年たちが朝青に集まることを期待したい。 |

青年学校は、日本の学校に通う同胞青年に朝鮮語と民族心を教え、同時に講師を務める朝青員たちが地域社会に貢献し成長していく、大切な朝青活動の一つである。全国の中でも、支部と本部が一体となって青年学校事業を積極的に推し進めているのが朝青京都だ。青年学校を通じて、支部に参加するようになった朝青員も多く、また受講している日校生には朝大編入希望者もいるという。

京都本部では今後、青年学校を窓口に在日同胞青年を担う存在としての「朝青」をアピールしていくそうだ。青年学校をきっかけとして、多くの同胞青年たちが朝青に集まることを期待したい。